進路支援フォーラムのご報告

進路支援フォーラムにご参加いただきました皆様ありがとうございました。

このような機会をくださった、株式会社学びリンク様には御礼申し上げます。

 

昨日は

文化祭や体育祭などの学校行事と重なっていたり、

高校の推薦の面接日になっていたり、

数日前からの雨模様で体調不良、

風邪が流行っていたり・・・。

当日キャンセルの連絡が相次ぐ中、120名ほどの参加者がありました。

(ODの会調べ)

 

中には新幹線に乗っていらっしゃった方も何名か・・・。

よく存じ上げている方から、初めての方々・・・。

患者さん、親御さん、教育関係者の方々など、

はじめから講演会を聞かれる対象者は幅広いとわかっていましたが、

息子はスライド作りに苦労していました。

はじめて起立性調節障害を知る方から、

知っている方にはちょっと知らない情報も盛り込んで、

教育現場にはどのような課題があるのか、

どのように関わっていけばいいか・・・。

そして、患者さんへのメッセージ。

前日の深夜2時まで調整していました。

 

一番大変だったのは患者さんへのメッセージでした。

言葉でいろいろと言っても受ける側の状況によっては様々です。

息子は何枚かの映像をつないで、それに言葉を載せ、

音楽を重ねました。

見る側がそれぞれの見方でそれぞれが考えるようにというメッセージです。

同じものを見ても受け取り方はそれぞれ。

何を感じて、どう考えるか、そんな時間になってくれれば。

そして、これからの未来の何かのきっかけの時に

「あの時の映像」として思い出すことがあったらとの想いを込めて作りました。

 

「あの時の映像をあの頃はこんな風に感じて見ていたな~」と振り返ってもらえるように。

 

息子のメッセージはうまく伝わったでしょうか。

ご感想や、息子へのメッセージはコメントやホームページのアドレスまでお願いします。

(次回への参考にさせていただきます。)

 

そのあとは学びリンク 山口様の通信制高校の仕組みについてのお話。

いつも丁寧に説明してくださってありがとうございます。

「とにかく何もわからないから来ました」とおっしゃる方が多いので皆さん助かっていると思います。

 

そして、通信制高校に実際に通う患者さんのインタビュー。

いつもは生徒さんだけのインタビューだと思いますが、

今回は親御さんも一緒にインタビューを受けていただきました。

とても貴重な話で皆さんの興味深々な様子も伝わってきました。

皆さんが昨日体調が悪かったのと同じように

インタビューを受けてくれた患者さんも体調は万全ではありませんでした。

そんな様子も見せないように気丈にお話してくださってありがとうございました。

 

ODのブースのそばでは啓発グッズの販売も患者さん3名にお願いしました。

そこでは患者さんに椅子に足を載せるようにしていただきました。

そういうことが人前でもできるようになることも

なんとか動けるようになっていく工夫のひとつでもあります。

そんなことを伝えることも先輩の患者さんたちの役割です。

 

会場のフリードリンクも今回はお願いしてミネラルウォーターにしていただきました。

皆さん水分を取ってくださいね~。

 

 

「起立性調節障害の進路支援フォーラム」という、ちょっと参加する側からは

いつもと違うということでは大変そうな(笑)合同相談会に

名乗りを上げて参加を決めてくださった通信制高校の方々には

大変感謝しております。

「まだまだよくわからないのですが、勉強させてください。

次回のセミナーには参加してもいいのでしょうか。」というお声掛けをいただいています。

ありがとうございます。

 

 

私たちODの会もいろんなことを学ばせていただきました。

本当にありがとうございました。