第18回日本子ども健康科学会 公開フォーラムのご報告

3月19日に日本子ども健康科学会の公開フォーラム「起立性調節障害(OD)を皆で考える」が開催されました。

患者さん50名を含む400名以上の参加の方がいらっしゃいました。

スペシャル講演として

尾木直樹先生(尾木ママ)

現在の教育の問題点、「子どもの話をよく聴くこと」をわかりやすく、時には楽しくお話ししてくださいました。


エキスパートレクチャーとして

呉宗憲先生(東京医科大学小児科)

ガイドラインに基づいたODの解説とOD患児に対するアンケート結果についてのお話しがありました。

 

藤田光江先生(筑波学園病院小児科、東京クリニック小児・思春期頭痛外来)

子どもの片頭痛と慢性頭痛について、科学的な観点から解説くださいました。

 

神山潤先生(東京ベイ浦安市川医療センター)

ODの鑑別疾患として、睡眠不足症候群という病気があることと、睡眠の重要性について教えていただきました。

 

副島賢和先生(昭和大学大学院保健医療学研究科)

先生が院内学級で接してこられた生徒さんたちとのお話しを通して、身近な子どもたちの思い、そして自分自身について考えさせられるお話でした。

また、学ぶことは生きることということを教えていただきました。

 

大会長である

田中大介先生(昭和大学大学院保険医療学研究科、昭和大学江東豊洲病院小児内科)

ODの患者さんを担当されてからのお話しやエピソードを伺い、今後の課題についてのお話しがありました。

 

 

 

これからも皆さんでODについて考える機会を持ちたいということを再確認するいい機会となりました。

尾木直樹先生をはじめ、ご講演いただいた先生方に御礼申し上げます。

また、遠方からご参加の方々、ありがとうございました。

ODの会の啓発グッズであるオレンジブレスレットや缶バッチもたくさんの方にご購入いただきました。

誠にありがとうございました。

今後ともよろしくお願いします。

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